2021/3/5

フリーランスという働き方1

北海道ではコロナの新規感染者もだんだん少なくなってきましたが、あと一踏ん張りですか。ワクチン接種遅れながらも始まり、すべてに接種されるにもあと1年程度係るのではないでしょか。この頃は、どこを見ても、例えばJRの車内やショッピングモールなども人が多くなったとおもいます。会社も時差出勤しているが、相変わらず出勤することになっていますし、テレワークも普及しましたが、中小企業にはそれほどでもないようです。設備に係る費用など(補助金もありますが)問題点もあるようです。

  コロナに関しての支援については、いろいろな助成金•給付金や制度がありますが、企業やそこに勤めている労働者にはある程度なされています。例えば、雇用調整助成金などです。

しかし、フリーランスの個人事業主については、それらに比べ、それほどの支援策がないと思われます。

 従業員を雇入れてやっている個人事業主は、雇用調整助成金などの申請力呵能ですが、私もそうですが、いわゆるフリーランスと呼ばれる人で、企業と委託契約でやられている方がいらっしゃいます〇例えば、葬儀や結婚式の司会者など労働者とさほど変わらない方については、それほどの救済措置がないようです。

私は現在札幌市中小企業センターの助成金アドバイザーをしていて、中小企業のコロナに関しての相詔漢務を行っていますが、そのような方からの相談があっても、いい解決策はありません。持続(淤付金や小学校休業等対応支援金などの制度ぐらいしかかなく、あとは融資(支援金でなく、返さなくてはならないもの)の検討です。

フリーランスなので、雇用保険に加入できませんし、社会保険も国民健康保険と国民年金となり、自己負担されています。

先日の相談ですが、フリーランスの方で知人がコロナにかかり、自分は濃厚接触者となり、PCR検査を受けているが、どちらにせよ2週間程度、外に出ないで下さいと保健所から言われている。その間、仕事を休まなければならないとのこと。その間の補償されるものがなにかないかという相談でした。

労働者であれば、特別休暇や有休休暇や休業支援金などで所得補償が可能な場合がありますが、フリーランスはその補償される制度や給付金はあまりないと話したところですが、それであれば、保健所の要請は強制ではないので働きにでてしまうのではないでしょうか。

フリーランスでの働き方は、受託できるところがないと所得がありません。ましてや病気などでいつでも不安定な立場になることもありえると思います。それに備えたことをすべきなのか(例えば保険に入るとか)と考えますが、労働者よりはリスクのあるものと感じます。

つづく