2020/7/4

年金について

 コロナの関係は、緊急事態宣言や休業要請も解除され、日常生活に戻りつつありますが、 まだクラスターも出ているようですから、安心してはいられません。気をつけて行くしかないのです。
私は、今、札幌市等の助成金申請アドバイザーの仕事を週1日程度行なっています。
雇用調整助成金申請のアドバイスなどを行なっています。何かわからない点があれば、おたずねください。
 さて、今回は、先の通常国会で「年金改革法案」が可決されましたので、その改正の概要をお知らせしたいと思います。
 
1 被用者保険の適用拡大
  短時間労働者を被用者保険の適用対象とすべき事業所の企業規模要件について、段階 的に引き下げ(500人超→100人超→50人超)
  施行 2022年10月1日 2024年10月1日
2 在職中の年金受給のあり方の見直し
  60歳から64歳に支給される特別支給の老齢厚生年金を対象とした在職老齢年金制度について、支給停止とならない範囲を拡大する。
  支給停止が開始される賃金と年金の合計額の基準  28万から47万に引上げ
3 公的年金の受け取り開始時期の選択肢の拡大
 60歳から70歳までとなっている開始時期を60歳から75歳までに拡大
4 個人型確定拠出年金(iDeCo)の加入年齢上限
 60歳未満を65歳未満とする。
 
施行日 原則令和4年4月1日(それぞれ施行日違う場合有り)
 
2年後となっていますが、高齢化社会となったことから、年金の見直しや高齢者の働き方など
いろいろな選択肢ができることになるのではないでしょうか。
自分にあったものを賢く捜すことが大切となるでしょう。