2020/2/14

在職老齢年金

 今年に入ってから、新型コロナウイルスが流行し、大変なことになっています。中国からはじまりましたが、日本にも中国人の観光客が入り、各地に移った人も出てきています。まだ広がるように思われます。
 対策は、手洗い、うがい、マスクですが、今どこに行ってもマスクは品切れのようです。
医療関係者も手に入りにくいと言います。ネットでは、高値で取引されていると言われています。
また、人混みになるべく行かないようにして、すぎていくのを待つしかないですね。もう自分の身は自分で守るしかないですか。
 さて、年金について、今回「在職老齢年金」の基準額変更となります。現行は、60代前半は月収28万円、65歳以上は47万円超えると上回った分の半額が年金から減らされる。
今回の改正で、65歳以上は変更ありませんが、60代前半は47万に引き上げられます。
全国の60代前半の在職で年金を受給できる約120万人のうち、現行の基準では約67万人が減額の対象となるが、基準を引き上げると対象は約21万人に減る。
60代前半で働く人から見れば、プラスであるが、60代前半の特別支給の老齢厚生年金は、男性が25年度、女性30年度に受給開始が65歳となるので、それ以降の世代には恩恵がない。
 シニアの働く意欲をそぐ「在職老齢年金」を見直すのであれば、65歳以上の基準額もやらなければならないと思うがいかがでしょうか。